FILTOM inc.

【Q&A】

 

【基本的なこと】

プラセンタとは胎盤のことです。胎盤の細胞液に含まれる栄養成分を、熱をかけずに膜分離によって抽出したものが、FILTOMの生プラセンタです。同じ福岡県内の新鮮なブランド豚の胎盤が、毎週冷蔵便で直送され、すぐに1度以下の冷蔵状態のまま膜分離にかけられて高い鮮度のまま生プラセンタになります。胎盤調達から最終製品化まで全てを自社内で完結できるのは世界でもFILTOMだけです。

 

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組織液とは、人や動物の体内を満たす細胞液や、細胞間を満たす細胞間液のことです。胎盤の組織液を抽出して得られる”プラセンタエキス”は、その抽出方法により濃度や成分が大きく違います。 FILTOMの活性プラセンタは原料となる胎盤の組織液(細胞液および細胞間液)を、ドリップ式抽出法により一切水や薬品を加えず高濃度に採取しています。 一般的なフィルターでは工業化不可能とされる濃厚な液体です。それをPDフィルターによりそのまま精製することに成功しました。 一般的な”プラセンタエキス”の常識を変える胎盤組織液100%の化粧品原料の完成です。

 

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EGFとは、上皮成長因子(じょうひせいちょういんし、Epidermal Growth Factor)と呼ばれ、細胞の成長と増殖を促す活性を持った立体構造タンパク質です。年齢と共に減少し、肌の老化に関係しています。その活性は、立体構造にもとづくため、熱や薬品、圧力によってその構造が壊れると、活性を失ってしまいます。活性を持ったタンパク質は粒子状になっているため、卵白のように半透明の水溶液になります。活性を失うとヒモ状に戻り、互いに凝集して固まります。これがゆで卵です。

 

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ナノサイズの粒子を安定的に除去する、世界初のフィルター技術です(特許出願済み)。私たちの体内で一日200Lの血液を浄化している腎臓がそのモデルです。EGFのような壊れやすい粒子状の活性タンパク質も、やさしく分離することができるようになりました。細菌やウイルスなどの感染性粒子を除去し、滅菌済みの活性プラセンタ組織液が実現しました。

 

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帰水性とは、肌につけた途端、皮膚の還元作用によって滑らかに水成分とオイル成分に帰るように調合された新発想のクリームです。活性プラセンタなどの水溶性成分をより多く肌の奥まで届けるために、プラセンタを保護しながら、浸透を助けます。その後、オイル成分は皮膚表面にうすくひろがり、角質層を保護します。FILTOM独自の視点で実現した新技術です(特許出願済み)。

 

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私たちの皮膚は約45日間のサイクルで新しくなります。これをターンオーバー時間と呼びます。

新しい皮膚は表皮のもっとも深い層、基底層で生まれ、その娘細胞は形を変えながら表面の角質層に到達し、最後は垢として脱落します。この娘細胞を作るために基底細胞はさまざまな生理活性物質を必要とします。その中で最も重要なファクターが上皮成長因子EGFです(EGF: Epidarmal Growth Factor)。このEGFが年齢と共に減少し、肌の衰えにつながります。

 

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EGFは細胞表面に結合し、タンパク質チロシンキナーゼ活性を向上させます。チロシンキナーゼ活性は多様な生化学反応を開始して、最終的にはDNA合成と細胞増殖に導き、新しい娘細胞が発生します。

 

EGF

 

【安全性について】

FILTOMでは、18nm(ナノメートルは1メートルの10億分の1)の処理能力を持つ膜分離装置によって、微生物やウイルスといった感染性粒子を除去しています。除去対象の大腸菌やブドウ球菌のような微生物は200nm以上であり、ウイルスはおおむね20nm~100nmの大きさです(インフルエンザウイルスやHIV、パルボウイルスなど)。FILTOMは、18nmの疑似ウイルス粒子を使用してPD分離膜の分離性能をチェックし、1℃以下の徹底管理された条件下でゆっくりと滅菌処理を行い、安全性を確保しています。

さらに詳しくは「FILTOMの安全性確保技術について」をご参照ください。

 

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FILTOMが膜分離を採用しているのは、加熱よりも安全性が高いためです。厚生労働省では滅菌方法として3つの方法を採用しています。加熱処理、薬剤処理、膜分離処理です。滅菌効果は「除去率」で評価しますが、加熱の除去率は2~3桁(1/100~1/1000)であり、膜分離処理は4~6桁(1/10000~1/1000000)です。例えば2桁とは、1g中に100個の微生物やウイルスが存在していた場合に、処理後に1個以下にするという意味です。

加熱処理は日常生活でも利用するため、もっとも理解もしやすい殺菌方法です。しかし加熱処理の場合は、除去率が低い上に、菌の死骸も残り、そこにはエンドトキシンなどの耐熱性の毒素も残ってしまいます。芽胞菌などの熱に強い菌も残ります。これに対して膜分離は、菌そのものを除去するため、毒素も耐熱菌も残しません。同時に、多くの生理活性物質は熱に弱いため、特に医薬品では、膜分離が最も有効な滅菌方法と考えられています。

さらに詳しくは「FILTOMの安全性確保技術について」をご参照ください。

 

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FILTOMは、すべての原材料を成分ごとに管理し、自社内にて調合しています。そのため、不要な成分を一切使用せず、いわゆる「キャリーオーバー※」が発生しない生産体制を確立しています。

C6シリーズは、FILTOMが自社内で生産したプラセンタ・プラズマの他、低刺激性のオイル、乳化剤、防腐剤だけを厳選して使用しています。特に防腐剤は最小限の種類と量に抑制するノウハウを開発しています。

その結果、二つの観点で最も低刺激性の化粧品が完成しました。C6シリーズは「①刺激性の平均値(いわゆるアレルギー反応の平均値)」と、「②アレルギー反応の不確実性(少数の被験者にアレルギー反応が出た際の反応強度)」の両方の観点で低刺激性であることを確認しています。(自社調べ)

さらに詳しくは「FILTOMの安全性確保技術について」をご参照ください。

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防腐剤は、C6クリームにメチルパラベンとフェノキシエタノールが配合されています。C6セラムとC6ウォーターにはフェノキシエタノールが配合されています。FILTOMは、アレルギー検査、菌検査、そして科学的アプローチによって必要最小限の防腐剤量と種類を決定しています。防腐剤はご存知の通り、けっして人にやさしい成分ではありませんが、その効果を理解し、ただしく使うことで、大変有益な成分となります。注意しなければならない物質は、繁殖する菌であり、その菌が出すアレルゲンです。その両方を適切に抑制し、かつ人肌にやさしい防腐剤の配合量をFILTOMはデータ化しています。安心してご使用ください。

 

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紫外線を防ぐ材料の探索が長い間続けられ、その結果として私たちが利用しているのが、ルチル型酸化チタンと、酸化亜鉛の合わせ技です。酸化チタンは優れた紫外線吸収剤ですが、アナターゼ型、ルチル型、ブルッカイト型があります。紫外線吸収剤とは、いわゆる半導体です。パソコンの中のケイ素(シリコンウエハー)もそうです。半導体とは、エネルギー(光、熱、電気)を一定量しか通さず、一定量蓄える物質です。蓄えられた物質は、別のエネルギーに変換されます。ルチル型が特に安全なエネルギー(熱など)に変換されることを突き止め、安全な紫外線吸収剤として利用されています。これ以外の物質は、安全性がこれよりも低いために、避けられています。さらに詳しくは【技術資料】「UVケアの必要性とその方法」をご覧ください。

 

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【ご使用方法について】

ご使用方法は、従来の化粧水、美容液、美容クリームと変わりません。洗顔後、化粧水でお肌を整えたあと、その日のコンディションに応じて、美容液と美容クリームをご使用ください。お薦めのケア・ステップについては、商品同梱の使用説明書(下図)や、「C6ケアブック」をご覧ください。

 

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基本的には化粧水と同じタイミング、あるいは化粧水の後に使用します。ただ、浸透が速いため、やや乾燥を感じる場合には、塗布後に少しC6ウォーターやC6クリームを追加で塗布してください。塗布後に、少しマッサージをしてあげると、効果的です。

詳しくは「プラセンタ・プラズマについて」をご参照ください。

 

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プラセンタC6シリーズは配合素材のシンプルさと、新鮮さから、敏感肌、ニキビ肌、アトピー肌の方々に特に好評いただいております。これまでにないやさしさを実現するため、人の皮膚を構成する細胞液に最も近い成分でつくられています。アレルギーテスト結果から、アレルギーが起こりにくく、仮に起こったとしても、小さなアレルギー反応にできるだけ収まることが分かっています。

また、洗顔フォームも純石鹸ベースで開発しました。いつも新鮮な純石鹸は、洗い上がりが違います。天然由来の脂肪酸ナトリウムは、皮脂を取りすぎず、泡切れがよく、肌に界面活性剤を残しません。そのため、洗い上がりの健康なしっとり感をお楽しみいただけます。

さらに詳しくは、「C6ケアブック」「純石鹸とプラセンタによる肌ケア」をご覧ください。

 

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プラセンタC6クリームは、肌本来の保湿システムを支援するため、極力、保湿剤や余分な成分を減らしています。 そのため、お問い合わせいただきましたような、つっぱり感やもの足りなさを感じることもしばしばです。 しかし不用な保湿剤を避けることにより、肌本来の保湿システムが取り戻されます。2週間~1か月程度はC6ケアを根気よく続けてください。もしつっぱり感が強い場合には、適度な保湿剤を併用し、少しずつ使用量を減らしてみてください。

さらにくわしくは「C6シリーズ使用開始後のつっぱり感、物足りなさについて」をご参照ください。

 

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プラセンタプラズマ以外の商品は、高温多湿の場所を避けて、直射日光が当たらない涼しい場所に保管してください。プラセンタプラズマは冷凍庫に保管してください。使用期限は各商品のラベルに記載していますが、開封後はできるだけお早目にご使用ください。

 

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C6シリーズは、シンプルな配合で人肌へのやさしさを追求した特別なシリーズです。そのため、他社品(特に多数の成分を含む化粧品)との併用はおすすめしておりません。できるだけシンプルな、わかりやすい成分と手順のケアをおすすめします。

詳しくは「純石鹸とプラセンタによる肌ケア」をご覧ください。

基本的には問題なくご使用可能です。敏感肌のお子様へのシンプルケアにもご活用ください。ただし、お子様の皮膚はまだ成長過程で大人より薄く、トラブルも起きやすいため、不安を感じたときにはすぐに皮膚科へご相談ください。

詳しくは「純石鹸とプラセンタによる肌ケア」をご覧ください。

残念ながらFILTOMでは現時点でクレンジングをラインナップできておりません。
落ちにくいメイクアップ商品が増えいるため、クレンジングはご使用のメイクアップ商品に合わせてご用意いただくのがよいかと思います。

メイクアップ成分は完全に落とし切らなければなりませんが、その反面、毛穴の皮脂を取りすぎるのも良くないため、それを両立できるクレンジングは実現が難しく、現在のところ、短時間でクレンジングを済ませ、その後やさしい洗顔フォームを使用する「ダブル洗顔」が理想的となっています。

FILTOMとして考える、現時点での最良の方法は次の通りです。

1.ご自身の肌に刺激のすくないクレンジングを選び、短時間でさっと落とす、あるいはメイクアップ成分を浮かす。(ここでは、浮かす方に重点を置いた方が良いと思います)

2.すぐに「FILTOM純石鹸洗顔フォーム」で洗顔し、毛穴をホホバ油で保護する。
(つっぱり感と違和感が少なければ、グッドだと思います)

3.すぐに「プラセンタC6ウォーター」か「やまだ泉」で肌全体を整える。

ここまでをできるだけ手早くすることが、肌(特に毛穴)に負担を掛けない上で重要かと思います。

 

 

洗顔フォームはいわゆる「起泡剤」が無添加で、泡立てに少々コツが必要です。下の動画にまとめておりますのでぜひご覧ください。

ただ、純石鹸ベース洗顔フォームは基本的にはすでに少し泡立てられた状態のフォームですので、手のひらになじませる程度でお使いいただいても、気持ちよく洗顔可能です。泡立てが難しい場合は、泡立てずそのままお使いください。

 

 

【ご購入方法について】

・まず会員登録をお願いします。
https://filtom.shop-pro.jp/
メールアドレスを登録後、確認メールが届きますので、その手順に沿って会員登録を完了してください。

・その後、オンラインショップにてお買い物ができる状態となります
商品のページにある「カートに入れる」ボタンで商品を選んでください。
https://filtom.shop-pro.jp/?pid=87181096

・お買い上げ商品をすべて選びましたら、「カートの黒いボタン」(あるいは「カートを見る」)をクリックしてご購入に進んでください。(ページの上か下にございます)

・手順通りに進みますと、最後にお支払い方法を選ぶページになりますので、お支払い方法ご入力ください。数日後に商品をお届けいたします。

 

【研究体制について】

FILTOMには日々、ユーザーやバイヤー、技術者といったあらゆる分野の方々から、多くのご要望、ご意見、トレンド情報が寄せられます。

同時に、FILTOMの社内では、直感に基づくアイデア立案や、試作、試験も行われています。

その二つの「ニーズ」と「シーズ」が結びついた時、新商品が生まれます。

ぜひみなさまの貴重なご意見、アイデアをお寄せください。

お問い合わせ・ご連絡フォーム

 

FILTOMは原料調達から最終製品化まで全てを自社内で完結できる国内唯一の化粧品メーカーです。

つながりのある原料供給者、生産者、としてユーザーが、同じ情報や新たなニーズを共有できるように、ワークショップや感謝イベント、勉強会を通じて一般ユーザーとの交流を大事にしています。

イベント情報は随時、FACEBOOKLINE@、メールマガジンなどで告知しております。

ぜひお気軽にご参加ください!

メールマガジンご登録フォーム

※メッセージ欄に「メールマガジン」とご記入ください。

 

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FILTOMは北九州学術研究都市内で活動しています。

ハイブリッドラボは、その名の通り、分野を問わず、情報を共有して課題に取り組んでいます。大学との連携もその一つです。

北九州市立大学の礒田研究室と、化粧品のアレルギー反応について、評価を進めています。

PD膜分離法の環境技術への応用については、九州工業大学の伊東研究室との共同研究を進めています。

 

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