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プロトタイプス第三弾 グラムプラセンタ保湿クリーム

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FILTOM PROTOTYPESは、ラボから生まれるプロトタイプを紹介するページです。(詳しくはこちら

 

 

No.3  グラムプラセンタ保湿クリーム

開発ノート

 

 

 

◎ミッション
肌本来の保湿サイクルを取り戻す保湿クリームを開発したい。

 

◎ 研究コード
グラムプラセンタ保湿クリーム

 

 

◎保湿の考え方を根本的に変えよう

 

もっとも多い悩みである「乾燥肌」。しかし単純に保湿成分を与えすぎると、肌本来の保湿サイクルを減速させてしまい、肌細胞が皮脂を生産しにくくなる。皮脂の不足と乾燥が進むと、常在菌が減少し、保湿成分に依存した乾燥肌化が進む。「乾燥スパイラル」と呼ばれる現象です。

 

一方で、使い始めは「もの足りなさ」を感じるC6シリーズは、使い続けることで次第に「肌質の変化」を感じる方が多くなっていきます。肌細胞が本当に欲しがっているのは高分子保湿成分ではなく「栄養」。

 

完全非加熱の生プラセンタには肌細胞が欲しがっているすべての栄養がそのままの状態で温存されています。そこには常在菌が欲しがっている皮脂とミネラルも豊富に含みます。適切な栄養を得た肌細胞は皮脂を生産し、常在菌は天然保湿成分の生産を再開します。

 

 

 

 

 

とはいえ、これまで外部からの保湿成分に依存してきた肌にとって、急な「肌の健全化」には大きなハードルがあることも事実です。

 

肌の健全化のための具体的な方法。それが私たちが本来求めるべき「保湿」だと言えますし、これまでとは異なる視点が必要です。

 

 

 

◎保湿成分を減らすという保湿方法

 

これまでとは異なる視点の保湿とは何か。

 

その答えを探るため、福岡を代表するヘアデザイナーの渡邊友一郎氏に協力を依頼しました。

 

渡邊氏や、渡邊氏が運営する美容室グラムの若手美容師の方々と共に、2015年から3年間、保湿の答えを追い求めてきました。

 

 

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美容室グラムで開催した公開討論会(2015年)

 

 

洗剤、ヘアカラー、ドライヤーといった過酷な美容現場。その影響が最初に現れるのが、美容師の手荒れ。それは私たちの肌荒れの最前線とも言えます。

 

3年間の試行錯誤で辿り着いた方針は次の二つです。

 

1.もっとも肌にやさしく、かつ栄養成分を邪魔しない保湿成分を選ぶ。

2.保湿成分を徐々に減らし、栄養成分を徐々に増やす。

 

高保湿成分に頼ってきた肌を、徐々に低保湿に慣らしつつ栄養を補給していくために、まずは栄養成分を邪魔せず、かつ肌にやさしい保湿成分を選ぶ。その上で、段階的に低保湿成分へ移行できるクリームを開発する。

 

そして3年を経て、「グラムプラセンタ保湿クリーム」が完成しました。

 

プロトタイプスの第三弾です。(左:保湿度7、右:保湿度9)

 

(※右の保湿度9が旧グラムクリームです。)

 

 

◎栄養を邪魔しない保湿成分

 

まず栄養を邪魔しない保湿成分。実はその答えは明白。

 

ワセリンです。

 

医療機関では薬効成分を処方する際、ワセリンに混ぜて軟膏を調合します。

 

なぜならワセリンがもっとも反応性が低い保湿成分だからです。

 

 

  ・生理的に不活性。

  ・酸化劣化しない。

  ・微生物の栄養源にならない。

 

 

これらすべての条件を備えているのが、おなじみの「ワセリン」なのです。

 

ご存知の通り、石油由来の鉱物油ですが、もっとも肌にやさしい保湿成分です。

 

石油由来はとかく悪者にされますが、ワセリンにおいては間違っていますし、他の多くの場合においても間違っています。

 

ワセリンは炭素と水素だけで構成される混合物で、下図のような構造をしています。

 

 

 

Vaseline

 

 

 

物質の反応性は「Cの枝分かれ部分(官能基)」で生じますが、ワセリンは一直線で枝分かれがありません

 

だから医療機関では、一般的にやさしいと思われている植物成分ではなく、石油由来であるワセリンをもっとも信頼しているのです。

 

 

 

◎乾燥スパイラルを断ち切る

 

そしてその保湿成分を徐々に減らしつつ、C6クリームにつなげることができるように、2種類のグラムプラセンタクリームを開発しました。

 

下の図の右端から二つ、グラムクリーム(保湿9)とグラムクリーム(保湿7)です。
(※旧グラムクリームは「保湿9」に相当します)

 

 

 

 

2種類のグラムクリームから、2種類のC6クリームへ段階的に移ることによって、保湿成分を減らしつつ、栄養成分を増やしていくことができます。

 

その移行をさらにスムーズなものにするため、もう一つの保湿クリーム(上図の中央)も秋ごろ完成する予定です。

 

合計5種類の保湿クリームによって、無理なく少しずつ、肌の健全化を行うことができます。季節や体調によって使い分けることもできます。

 

プロの現場から生まれた保湿理論で、乾燥スパイラルを断ち切りましょう。

 

 

尾池(工学博士)

 

 

 

 

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“プロトタイプス第三弾 グラムプラセンタ保湿クリーム” への2件のフィードバック

  1. 福井悦子 より:

    いつもお世話様です。
    御社の製品を愛用しております。
    御社の考え方に同調もしております。
    私も乾燥は保湿し過ぎ!と考えております。
    ところで、御社では、弱アルカリ性のクレンジングクリームを開発する計画は
    ないのですか。是非、返信をいただきたくお願いいたします。

    • tetsuro oike より:

      こちらこそいつもご愛用いただきありがとうございます。
      保湿成分との付き合い方は難しいですね。できるだけ自然に健全化を促せるよう皆様と情報共有していければと思います。
      クレンジングへのご質問、ありがとうございます。弱アルカリ性のクレンジング効果、私たちも注目しております。クレンジングはメイクアップ成分によって大きく異なるため、スキンケアメーカーにはやや手が出しにくく、難しいテーマとして開発しあぐねております。落とさなければならないメイクアップ成分は、主に金属成分と油成分ですが、特に油成分の残留を防ぐのがクレンジングで重要となってまいります。油成分は3種類あり、「油(炭化水素)、油脂(トリグリセリド)、脂肪酸」ですが、それぞれで落とし方が異なってきます。弱アルカリ性で落とせるのは脂肪酸だけですので、炭化水素と油脂をいかに落とすかがポイントになりますが、あらゆる油成分を落とそうとすると、現在のところ強い界面活性剤を使うほかなくなります。もちろんスチームやお湯を使用したり、物理的に拭き取る方法もありますが、やはり肌のことを考えると「こすらず短時間に」落とせる方法の提供を目指したいところです。FILTOMとして自信をもってお届けできるクレンジングの開発にはまだ時間がかかりそうですが、ご指摘の弱アルカリ性は、お気づきの通り、中心的なコンセプトになると思っています。以上、長くなりましたが、またご質問、コメント等ございましたらご教示くださいませ。oike

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