FILTOM inc.

FILTOMプロトタイプスはこちらから ≫

C6理論4-2.流れを知る

Share on FacebookTweet about this on TwitterShare on LinkedInEmail this to someonePrint this page

この世界では、あらゆる物質がダイナミックに流れ、環境に変化をもたらします。

その変化を見切り、美しさを追求し続けるのが、女性にとってのスキンケア。

流れを知るとき、女性は真の美しさを手に入れる。

 

 

 

161001filtom-logo-skin2

 

C6理論4-2.流れを知る

 

肌とは膜。その膜を介した物質の流れが、まさに私たちの世界であり、生命活動。

酸素、糖類、たんぱく質、脂質、ミネラルといった物質が、血流に乗り、循環する。

それらが反応しあい、エネルギーが生まれ、新たな血肉となり、発汗、代謝する。

流れの停止は死を意味し、流れを制する者は、命を制する。

 

いまのところ、この流れを最も制している生物が、植物と微生物であり、世界を支配しています。

第2章植物も意識を共有している?」で紹介しました。

植物や微生物は、周辺の物質の流れが変化すると、互いに情報を共有し、

生態系を都合の良いように作り変え、エネルギッシュに世界を覆いつくしています。

 

mapkpathway
膜を隔てた細胞内外の化学反応経路(カスケード), MAPKpathway, Wikipedia, Pubric domain

 

なぜ彼らは強く美しいのか。彼らが最も重視しているのは、ここちよい物質の貯蓄と共有。

果実や落葉で仲間である微生物の繁殖(発酵)を助け、ここちよい土壌でさらに果実をつける。

逆に生態系がここちよくない状態になると臭い始めます。

これは私たちにとっても同じ。先の調査「においで体調管理」で再確認することができました。

 

%e5%9b%b3%ef%bc%9a%e4%bd%93%e8%aa%bf%e5%88%a5%e3%81%ae%e6%b0%97%e3%81%ab%e3%81%aa%e3%82%8b%e3%81%ab%e3%81%8a%e3%81%84%e3%81%ae%e5%89%b2%e5%90%88
においで体調管理

 

植物と微生物にできるのなら、私たちだって同じように、仲間と共に流れに乗れるはず。

たぶんそれを忘れかけていただけかも。

仲間とは、植物と同じく微生物。

ここちよい物質とは、糖類、アミノ酸、たんぱく質、脂質、ビタミン、ミネラルなど。

プラセンタプラズマはまさにこれらがワンパッケージの栄養ドリンクですが(C6理論第一回)、

植物と同じように流れに乗るために必要なのは、栄養素だけでなく、ここちよい状態の共有力。

 

植物と同じように、ここちよい状態を、貯蓄し、共有しているか。

 

どうやら、そこがポイントだということが分かってきました。

いざというときに私たちが共有できる「ここちよい状態」を見つけておかなければならない。

まず思いつくのは、肉親、友人、恋人の肌の上でしょう。間違いなく、ここちよいに違いない。

 

 

Staphylococcus_epidermidis_01(微生物もスキンシップ)

 

スキンシップは、まさに私たちが弱った時に、手っ取り早くこれらのここちよさを取り戻す手段といえます。

このスキンシップは、微生物の時代から同じだったのではないか、とブドウ球菌の寄り添う姿をみて思います。

肌が荒れたとき、心が弱った時。私たちは本能的にここちよい状態をシェアします。

この、ここちよい状態を取り戻す手段を多く持てば持つほど、私たちはダイナミックな流れに対抗できます。

 

スキンシップは植物もどうやら同じ。

寄り添いながらここちよい状態を維持する。

 

しかし私たちは動物。植物のようにいつまでも寄り添っているわけにはいかない。

ではどうすればよいのか。

ここでも、もしかすると、大事な道具を忘れていたのではないか。そんな気持ちになるものがありました。

昔の人々が、ここちよい状態を温存し、共有するために開発した(と考えられるかもしれない)ものが、身近にあったのです。

各家庭の、すぐ手の届くところにある、ここちよい状態のもの。

糠床です。

 

15380778_1922656154629111_470003117450458097_n

 

手に住む常在菌(好気好塩菌)を、塩を加えた糠に栄養素と一緒に移し、毎日かき混ぜて酸素を与えることで、そこにここちよい状態を温存する。

糠床に住む微生物たちは、人間が与える野菜という栄養素で繁殖する代わりに、手肌表面と同じように酵素と保湿成分を生産し、ここちよい状態を提供する。

糠床の中には、私たちが流れに乗るための、仲間と成分がたっぷり温存されています。

 

古人が発明してくれた、もっとも身近で、もっとも強力な、ここちよい状態温存の術。

 

これほど、周到に考え抜かれた、ここちよい状態を温存する術が他にあるでしょうか。ちょっとにおうけど。

この糠床の中には、私たちのここちよい状態の秘密がたっぷり隠されていそうです。

その秘密を解き明かす、このタイミングで、すばらしい仲間がFILTOMに加わりました。

ドイツはブレーメン大学から来た、ナタリー・グロースさんです。

フェイスブックではすでに時々登場しています。

 

前回のC6理論を書いていた10月初旬、福岡のドイツ語学校からインターンの受け入れ要請がきました。

学生は微生物専攻とのこと。うれしい偶然に喜びながら受け入れを受諾。

フェイスブックで随時レポートしていますとおり、今月から早速、糠床調査が始まっています。

来月からは、常在菌が生産している成分分析が始まります。

糠床の中の微生物たちは、いったいどのような「ここちよい物質」を私たちと共有しているのか。

 

img_20161212_152244

 

いまのところ分かっているのは、次の4点です。

 

1.元は肌に住み、今は糠床中の好気性乳酸菌が作るエチル-グルコサイドなど副産物が肌の保湿に有効。

2.腸内には嫌気性乳酸菌が住むが、表皮は好気好塩乳酸菌が住む。糠床も塩加減、酸素加減が重要なのはそのため。

3.自分の肌の菌社会がコードされた糠床に、再び手を突っ込むことで、肌の菌社会も最適な状態にリセットされる。

4.生物学で習う通り、動物の体はタンパク質でできたアパートメントだが、そこには微生物たちが暮らす。私たち自身は管理人と言える。良い道具なしに、良い管理はできない。糠床は最高の管理ツール。

 

これから、女性にとっては過酷な乾燥の季節が始まります。

糠床という知恵は、この乾燥と戦う目的もあったのかもしれません。

昔の人々からは、今頃気が付いた?、と言われそうですが、

糠床の中にはいったいどんなパラダイスが隠されているのでしょうか。

 

尾池(工学博士)

次へ→「4-3.流れをつくる」

【目次へ戻る】

 

 

【追記】2017/1/31  糠床と常在菌調査(現状報告)

準備を進めてきた、インターン生の「糠床と常在菌調査」が着々と進んでいます。

調べるのは2点。

 

1.糠床に触れる回数と、表皮常在菌の数の変化

2.糠床から移住する乳酸菌の表皮での活動

 

糠床のバクテリアパラダイスの流れを、肌に伝えることはできるのでしょうか。

そして、流れが伝わった時、肌ではどんなことが起きるのでしょうか。

糠床から皮膚に移住した乳酸菌は、表皮の生態系を都合よく作り変えていきます。そこには、地球上の生態系変化に後手後手で翻弄されつづけている私たちへのヒントが必ず隠されているはずです。彼らは何度も何度もパラダイスを再構築する強さを持っているのです。

There must be hints for us who are in trouble with our ecosystem of the surface of the planet. How do lactic acid bacterias change ecosystem of our skin after moving from Nukadoko. They are enough strong to make their paradice again and again for their future.

随時ご報告しますので、お楽しみに。

 

 

 

 

 

 

Share on FacebookTweet about this on TwitterShare on LinkedInEmail this to someonePrint this page

コメントを残す

メールアドレスが公開されることはありません。 * が付いている欄は必須項目です

TOP