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C6理論6-3.肌によい地球

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C6スキンケア理論、最終回です。

私たちと地球との関係から見えてくる「お肌の変わり目に感じる不安感」の正体。

肌も衣替えができる?

 

【今回の要点】


■ 人類が急速にカッコ悪くなり始めている? その原因は、変化速度のギャップ。

■ 変化を把握して、生きる術を身につける。肌の衣替え。

■ 肌の衣替えのために開発中の「C6ロクレンジャー(仮称)」。来春発売予定。


 

 

第六章.肌によい空間をつくる

 

6-3.肌によい地球

 

■ 変わる地球

 

肌によい部屋肌によい都市があるのであれば、当然、肌によい地球もあるはず。しかしそれはいったいどういうものなのか。最後にふさわしく大風呂敷すぎてよく分かりません。

 

しかし、肌によい地球が「よく分からない」理由は、よく分かります。なぜなら地球はあまり変化しないからです。

 

そもそもいまの地球に合わせて生まれた私たちですから、いまのままで十分肌によいはずです。ということで本来はこれで終わりになるはずですが、そうはいかないのが私たちの直面している問題。地球温暖化、オゾン層破壊、水不足。

 

「変わらない」と安心していた地球が、いま急に変わろうとしている。しかもその変化をもたらしている原因が実は私たち自身だったという苦悩。これもスキンケアと肌荒れの関係によく似ています。

 

 

(Photo by NASA on Unsplash)

 

 

■ 地球環境問題と男子中学生問題

 

地球の変化にうろたえている私たち人類について考えるとき、いつも頭をよぎるもう一つの問題があります。それは「男子中学生問題」です。

 

男子中学生問題(と私が勝手に呼んでいる問題)は、中学校に入ると男子が急にカッコ悪くなる問題です。個人差が大きいと思いますが、多くの男子が自らの不本意な変化にとまどい、女子が距離を置きます。口ひげが原因かもしれないし、妙に挙動不審になる、または下ネタが多くなる。あるいは見た目は大人・頭脳は子供という逆コナン状態がそのように感じさせるのかもしれません。

 

しかしいずれにしても真実は一つ。カッコ悪くなる。現に私がそうでした。そして私の経験上、この問題の原因は地球と同じ「変化の速度のギャップ」にあるのではないかと思われます。変わらないと思っていた周囲が、急に変わり始め、自分にも変化を求めてくる。自分自身の暗黒の中学生時代を言い訳するわけではありませんが、そのギャップをいまさらながら図にしてみました。

 

 

 

小学校までは生活スパンが一日かせいぜい一年です。生活環境は家庭内という狭い世界でした。しかし中学校に上がると視点が長くなり(いわゆる「背伸びしたがる時期」)、周囲もしきりに「一生」について考えるように求めてきます。そして生活環境は都市から社会全体へと一気に広がります。

 

数百万年の間、外で狩猟や農耕に従事してきた男性にとって、この時期は体の成長(性徴)だけでなく、「生きる術」までまるごと変えてしまわなければならない時期です(という強迫観念に襲われる)。しかし実際はそれほど急には変われない。なのに周囲は急な変化を求めてくる。身につけてきたものと、身につけるべきものが、あまりにも違う。そのギャップによって一時的にカッコ悪くなるのではないでしょうか。(現代は生きる術と性別なんてあまり関係ないのに、という疑問もおまけで付いてくる。)

 

私たちが地球に感じる不安感もおそらく、私たちと地球との間に生じた変化の速度のギャップが原因でしょう。これまで変わらないと安心しきっていた地球が急に変わろうとしている。しかし自分たちはそれほど急には変われない。これまで身につけてきた「生きる術」が通用しなくなってきている。いやだ。認めたくない。俺たちはもっとも進化した生物のはず。。人類が急速にカッコ悪くなり始めているのかもしれません。

 

 

■ 生きる術「衣替え」

 

カッコ悪くならないようにするにはどうすればよいのか。

 

まず「変化の速度を知る」という視点で考えると、前回紹介した「空間の三段構造」(下図)が変化速度の遅い順に重なっていることに気が付きます。

 

 

世代交代がもっとも速い微生物は、それよりも遅い私たちの肌(SKIN)の上で生活しています。だから微生物たちは安心できる。私たちは私たちよりも変化速度の遅い都市(CITY)の上だから安心できる。都市はさらに変化の遅い地球(EARTH)の上だから建設できる。そして地球の下にはさらに遅い宇宙がある。

 

 

 

「肌によい地球」とはつまり、変化速度が私たちよりも遅い地球のこと。あるいは地球よりも「速く変化できる術」を手に入れているということ。

 

変化を把握できれば、変わるための術を手に入れることができる。季節の変化には「衣替え」ができるし、地球温暖化も水不足も、時間さえ稼ぐことができればなんとかなりそうです。その変化にうまく「乗る」ことができる。人によっては急すぎる中学校生活についても、速度調整のための逃げ場を作ってくれているボランティアの方々が多くいらっしゃいます。

 

スキンケアもぜひその視点で、環境変化に対応できる「生きる術」を手に入れたいと思います。「肌の衣替え」です。

 

 

■ 肌の衣替え

 

具体的にどのように衣替えをすればよいのでしょうか。環境変化には「季節」と「年代」の二種類があります。下のような図にしてみました。夏、冬、年代と、それぞれに「変化の幅」(波線)があり、夏から冬にかけて、また年代を経るにしたがって右の乾燥肌(Dry)側へ移動していきます。

 

 

 

ここで「変化の幅」とは私たちが「変化できる幅」です。この幅を超えると、乾燥肌が生じます。幅の広さは「対応力」に相当します。通常の衣替えでも体に対応力があれば衣服の数も少なくて済みます。しかし冬にいつも厚着をして運動を怠ると、対応力が衰え、「変化できる幅」が狭くなります。

 

美容クリームも同じように、変化の幅をすべてカバーできる種類を準備しつつ、肌を鍛えることも忘れない視点が必要です。

 

そのためFILTOMでは現在、美容クリームの種類を増やす開発に取り組んでいます。現状の4種類の美容クリームにさらに2種類増やした6種類の美容クリーム、名付けてC6クリーム・ロクレンジャー(仮称。来春発売予定。)を現在開発中です。

 

 

C6クリーム・ロクレンジャー(仮称。来春発売予定。)

 

左端の二つがご存知C6クリームとC6クリーム・モイスチャー。右端の二つがグラムクリームの保湿度7と保湿度9です。開発しているのは中央の3種類。左から右へいくほど保湿力が上がり、右から左へいくほどプラセンタ濃度が上がります。C6クリームはもっともさっぱりしていて、プラセンタ濃度は高配合です。

 

開発している中央のクリームは、その保湿力とプラセンタ濃度においてC6クリーム・モイスチャーとグラムクリーム(保湿度7)の中間にあたります。季節に合わせて、年代に合わせて、肌の衣替えができる6種類です。(画像は7レンジャーになっていますが、開発中の3つは2つに絞られます)

 

6種類の美容クリームの中から、ご自身の肌に合った二種類を選び、季節の変わり目、年代の変わり目に使い分けます。

 

ここで重視したいポイントが、変化の幅の「センター」と、C6クリームへの「シフト」です。

 

 

■ 変化のセンターをとる

 

ファッションにおいても「無理をしている」と評されることがありますが、スキンケアにおいて「無理をしている」状態が「保湿クリームの塗り過ぎ」であると思います。

 

塗り過ぎの回避にとって重要な視点が「変化のセンターをとること」。

 

「肌の衣替え」の図の「センター」に注目してください。

 

 

日々スキンケアをしていれば「乾燥してしまう量」と、「絶対に乾燥しない量」が次第に分かると思います。この「絶対に乾燥しない量」は気持ちよく感じるかもしれませんが、変化の幅における左端にあたり、甘やかしている状態です。肌を甘やかすと波線の「変化できる幅」が狭くなります。つまり対応力が低下します。

 

したがってこの変化の幅の中央値に当たる「丁度良い塗布量」を見つけることが「センターをとる」ことであり、空気環境の変化に対する対応力を鍛えることにつながります。

 

 

■ C6クリームへのシフト

 

そしてやはり最後に触れたい最重要ポイントが、C6クリームへのシフトです。

C6ロクレンジャーをもう一度みてください。

 

 

 

第一章の内容に戻りますが、ご自身に合ったクリームをご使用いただきながら、少しずつできるだけC6クリーム(左端)を目指してシフト(移動)させていただきたいのです。

 

もちろん、C6クリームがベストであるとは限らないため、できるだけ左のどれかのクリームで良いわけですが、避けたいのは「保湿成分で肌を甘やかすことで、変化できる幅が狭くなる」ことです。

 

C6クリームで肌の力がついてくると、塗布量も減ってくると思います。塗布量が減ったところで、二種類のクリームを一つだけ左にずらしてみてください。肌はさらに幅広い対応力を身に付けることができます。そうした柔軟なスキンケアが、肌をより一層健全な状態に導きます。

 

 


(FILTOMオフィスから。2018.11.9)

 

地球も肌も、そこにはもともと、栄養、循環、共生が備わっていることに改めて気づかされます。それらは決して目に見えるものではないのに、なぜか地球は美しく見えてしまう。それは我々が、そうした目に見えない性質を見抜く能力を生まれながらに持っているからなのかもしれません。微生物は見えませんが、それらが生産する保湿成分の光沢は感知することができる。栄養成分は見えませんが、それらによってきめ細かになる肌質は捉えることができる。そうしたあらゆる環境バランスを維持するために備わっている能力が、美意識なのかもしれませんし、同時に、あらゆる環境バランスを捉えていなければそれは本当の意味での美意識とは言えないのでしょう。(了)

 

尾池(工学博士)

 

 

 

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“C6理論6-3.肌によい地球” への2件のフィードバック

  1. MiMi より:

    初めてコメントします。
    いきなりですが衝撃でした‥‥(゚д゚lll)
    保湿成分を与えることが肌を甘やかすことになり対応力が低下してしまうなんて‥。
    単純に、乾燥したら保湿すればいいと思っていたので、それがそもそもの間違いだということに気づいていませんでした。
    人間って本当にラクにできること手を抜くことに関しての思考.遂行能力は優れていますよね。でも、それが良くもあり悪くもありでいろいろと問題がおきてしまいます(^^;;
    肌に関しても、すぐにラクに頼ってしまわないでFILTOMさんのスキンケアで健康な肌になりたいと思いました。もう甘やかすのはやめにしますね 笑

    • tetsuro oike より:

      MiMi様
      コメントありがとうございます!
      私も同じです。ついついラクな方に流されますよね。たまには、、いいかな~、というのがいつのまにか続くパターンで笑。
      C6理論は終わりましたが、これからも他のテーマでコラムをアップしますので、ぜひ引き続きよろしくお願いいたします♪
      oike

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