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C6理論1-6.常在菌

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【見えないものたち】

金子みすずは「見えないものでも、あるんだよ。」とうたいました。

皮膚の表面はまさに「見えないものばかり」です。

そしてこの見えないものには、金子みすずの言う通り、驚きの価値が満載です。

 

アミノ酸、タンパク質、脂質、糖類、ミネラル、ビタミン、そして常在菌。

これらの見えないもの達は、驚きの連係プレーで皮膚を維持管理しています。

どれが欠けても、その連係プレーは成り立ちません。

 

私たちの体の表面には約1兆個もの菌が住んでいます。

下の写真のような健康な肌には文字通り、びっしりと菌が住み着いていることになります。

この数だけでも驚きですが、その細菌たちの活動が、さらに興味深いのです。

 

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【常在菌の3つの働き】

これら菌たちから得ている恩恵は次の3つです。

 

1.皮膚を弱酸性に保つ。

2.病原菌を寄せ付けない。

3.きめ細かな皮膚を作る。

 

まるでスキンケアのキャッチコピーです。

菌の代表格は、「表皮ブドウ球菌」「アクネ菌」「真菌類」。

表皮ブドウ球菌は、皮脂を分解し、弱酸性の脂肪酸を作り、皮膚を常に弱酸性に保ち、アルカリ性を好む病原菌の繁殖を抑えます。表皮ブドウ球菌が分解して生じる脂肪酸は臭いが少なく、臭わない肌は表皮ブドウ球菌が元気な証拠です。

 

病原菌を寄せ付けない最も強力なメカニズムは菌の「数」です。納豆やヨーグルトといった発酵保存食は、「納豆菌」や「乳酸菌」をわざと増やすことで、腐敗(病原菌の繁殖)を抑える技術です。同じように表皮ブドウ球菌を常に圧倒的な数に維持することで、黄色ブドウ球菌の付け入る隙を与えません。

 

圧倒的な数で人間の表皮細胞との共生を獲得した菌たちは、さらに活動エリア(表皮)を住みよい環境にするため、活発に皮脂を分解し、脂肪酸とグリセリンを作ります。表皮は常に保湿剤に覆われ、しっとりとしたきめ細かな皮膚が維持されます。

 

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【常在菌を維持管理】

こうしたありがたい恩恵を理解すると、これまで常在菌を洗い流したり、殺菌してしまったりしていたのではないか、と心配になります。実際に、お風呂に入り、体を洗うと、半数以上が失われます。洗浄能力の強い合成界面活性剤の場合、ほぼ全滅することさえあります。特に注意したいのは、常在菌の逃げ場所である毛穴の中まで洗浄してしまうと、常在菌の回復に時間がかかるということです。

 

これら見えないもの達とうまく付き合うことこそ、健康な肌に欠かせないわけですが、具体的には何をすればよいのでしょうか。私たちは、次の3点を大事にしたいと考えます。

 

1.強い洗剤でごしごし洗わない。爪を立てて傷つけない。

2.防腐剤、乳化剤の多い化粧品を使わない。

3.表皮に余計な成分を残さない。

 

これら3つを実現することだけを考えて開発されたものが、プラセンタC6シリーズです。

洗顔は泡切れがよい純石鹸が最適です。菌たちが良く知っている天然の脂肪酸を選び、いつも新鮮な純石鹸を使えるようにジェル状にしてチューブに入れました。(純石鹸ベース洗顔フォーム

C6クリームは乳化剤と防腐剤を最小限に抑えています。それは肌につけるだけで水と油に分かれる「帰水性」という現象でも実感できます。

表皮に細菌の知らない成分を残さない(いつまでもぬるぬるさせない)ことも重要です。C6ウォーターC6セラムの配合成分の種類は最小限度に抑えています。

 

 

【微生物育成リップ】

そして私たちはさらにその先、微生物の育成まで考えてみました。

代表的な常在菌であるプロピオン酸菌。彼らは皮脂を分解し、プロピオン酸(有機酸)とグリセリンという保湿成分を作り出しています。これこそが、私たちの皮膚を守っている主役成分です。

油である皮脂だけではみずみずしい皮膚にはなりません。有機酸やグリセリンは油にも水にもなじむ特殊な成分で、まず皮脂とともに皮膚に薄く広がります。そして同時に保水性も発揮し、水を吸着し、皮膚をみずみずしい状態に保つ。これが意外と知られていない皮膚の保湿機能です。

さらにプロピオン酸は、皮膚を適度な弱酸性にして、他の都合の悪い菌やウイルスの繁殖を防いでいます。つまり皮脂をプロピオン酸菌が分解しなければ、みずみずしい肌の維持はできないのです。

プロピオン酸菌が優勢に繁殖できるように栄養を与えよう。 有機酸、カゼイン、オリゴ糖、酵母エキスといった、プロピオン酸菌に必要なバランス栄養素を配合したのが、「微生物育成リップ」なのです。

 

私たちの社会と同じく、一度失われた常在菌の社会を再び健全化するのには時間がかかりますが、必要なものを必要なだけ与えるという基本に立ち返ることで着実に回復させることができます。

 

 

さて、以上でスキンケアの基本的な話題は一通り眺めてきました。洗顔、化粧水、美容液、クリーム。それらに配合する成分。必要な性質。

しかし肌のトラブルのほとんどは、ストレスに端を発しています。

ストレスへの対処法を抜きに、スキンケアを語ることはできません。

むしろ、ストレスケアこそがスキンケア。それがC6の考え方です。

第2章からは、根本的なストレスケアについて考えていきたいと思います。

徹底的に根本的なストレスケア論です。

 

尾池(工学博士)

次へ→「第2章 ストレスを避ける 2-1.男と女の化学結合論」

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