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C6理論2-1.化学結合な男と女

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第一章では、スキンケアの基本的な話題についてまとめました。成分とそれを届ける技術、肌をあまやかさないということ、保湿、洗顔、ミネラル、そして常在菌。C6シリーズは、生プラセンタの栄養をベースに、それを届ける帰水性クリーム技術。肌に余計な成分を残さない純石鹸。カリウム補給の温泉水。適切な成分を適切な量配合し、適切に届ける。

 

しかし「1-1.肌環境問題」で触れた通り、そもそも肌トラブルの根本的な原因はストレスです。栄養や保湿は対症療法にすぎず、根本的な原因への対処方法も含めてスキンケアと考えるべきです。むしろ、ストレスへの対処方法がスキンケアの中心であるべきです。ストレスへの対処を正しく行えるスキンケア商品として、まずはC6シリーズが完成したと言えます。本当のスキンケアはそれらの使い方から始まります。

 

ストレスには主に3種類、「環境ストレス」「精神的ストレス」「生物学的ストレス」があり、段階的にもこの順序で起こります。アレルギーは生物学的ストレスに始まるように感じますが、それもさかのぼれば、食物や刺激など、外の環境からの影響によって引き起こされます。そうした外的環境要因が、精神的、生物学的ストレスとなって肌に現れる。

 

スキンケアを「肌環境問題」と捉え、根本的で現実的なスキンケアを考える。それがC6理論です。

 

第2章「ストレスを避ける」では、私たちに近寄ってくる「環境ストレス」を未然に察知して避ける方法について考えます。そのために「愛」について深く考察してみます。環境ストレスの話で「愛」を持ち出すとは飛躍しすぎではないかと感じられるかもしれません。しかし環境ストレスを避けるにはどうすればよいのか突き詰めていくと、「襲い掛かる危機をいかに早く察知するか」という【気づき】や【思いやり】に行きつきました。気づきとは、自分に対する愛であり、思いやりとは、他者への愛。根本的には愛を抜きに、ストレスを防ぐセンスの話は起こせないのではないかと感じました。

 

身近な危機に対しては私たちもそれなりに敏感です。自分に対してはもちろんですが、愛する人に近寄るトラブルにはつねに敏感で、感じたストレスやプレッシャーを何とか避けようとします。その一方で、異常気象、不況、戦争という、遠くから迫りくる危機に対しては鈍感です。あまりにも遠く感じてしまうからでしょうか。

 

しかしまれに、そうした遠くのかすかなストレスに対しても敏感な感受性で察知できる人たちがいます。アーティストたちです。彼らは感じたことを形にして、なんとか私たちに伝えようとします。そのセンスは時に自らを傷つけ命を削るほど。わずかに感じたストレスを自らの中で増幅し、肌は荒れ、髪はやつれ、苦悩の中で生み出した作品を通して、私たちは何かを感じます。

 

環境ストレスの察知方法を探るため、まずはこうした危機に対する気づきである「愛」を詳しく見ていきたいと思います。手始めに、愛の基礎学ともいうべき男女の恋愛模様から話を起こします。世界初、この世のあらゆる物質の反応に、男女関係も例外ではなかった、「男と女の化学結合論」です。

 

第二章.ストレスを避ける

2-1.化学結合な男と女

 

この世のあらゆる物質の化学結合は、金属結合イオン結合、そして共有結合の3種類にまとめることができます。

これらはすべて電子のやり取りを介した結合ですが、この原子間の電子のやり取りが、まるで男女間の「気持ち」のやり取りのように見えることがあります。

そこで「電子=気持ち」と言い換えて化学結合の説明をしてみると、むずかしい化学結合の世界がとても分かりやすくなります。

 

1.金属結合=友達結合

まず金属結合は「友達」結合と表現できます。

下の図を見てください。多くのナトリウム原子(赤丸)が、お互いの電子=気持ち(青丸)を出し合って結合しています。出し合った電子は、自由電子となり、お互いの間を動き回ります。

 

図3

 

金属結合は、お互いに出し合った電子=気持ちを共有することで繋がり合っています。「共有結合」と呼ばれないのは、特定の相手の気持ちを共有するわけではないからです。

誰の電子(気持ち)であってもかまわない、「誰でもいい」状態が友達結合の特徴です。

外から力が加われば、形が変わります。つまり隣の原子(男女)が変わります。(延性・展性

自由電子のおかげで、情報伝達が速いのも特徴です。(導電性

磨けば光りますが(金属光沢)、怠ければすぐにさび付き、長くは持ちません(腐蝕)。

自由で、活発で、強固に見えて、実は長続きしない。これが友達結合=金属結合です。

 

 

 

2.イオン結合=恋人結合

イオン結合はその次の段階、「恋人」結合です。

先ほどは、誰の気持ちでも構わない状態でしたが、イオン結合の場合は相手を選びます。

下の図はもっとも代表的なイオン結晶である塩化ナトリウム(食塩)です。

 

図2

 

気持ち=電子が高ぶりイオン化した原子同士が引かれあい、結合しています。

この結合における電子は、まさに恋人同士の間で揺れ動く気持ちのように不安定です。

たとえば水を差されると別れますが(水溶性)、その別れ度合いがお互いの気持ちの強さによって変わります。(電離度

塩化ナトリウムや塩酸の電離度はほぼ1で、水の中ではほぼ完全に分かれます。

完全に分かれるタイプのイオン結合は周辺に与える影響が強く、特に金属結合(恋愛結合)を腐蝕させて(別れさせて)しまいます。

 

 

3.共有結合=結婚結合

そして共有結合は「結婚」結合です。

イオン結合のようにくっついたり離れたり、周囲に迷惑をかけたり、ではなく、お互いの電子を自分の殻(電子殻)に取り込み、離しません。

 

図1

 

共有結合がもっとも強い結合力を持ちます。ダイヤモンドも共有結合です。

水を差されても簡単には離れません。

反応性が小さい、とも言えます。

結婚指輪がダイヤモンドである本当の理由は、もしかしたらこんなところにあったのかもしれません。この結合力の強さが、ダイヤモンドを美しく見せているのでしょうか。

 

【反応性と肌センサー】

逆にもっとも大きな反応性をもっているのがどれかと言えば、すぐにお分かりになると思います。

イオン結合がもっとも不安定で、大きな反応性を持ち、さらに言えば、別れたイオン粒子がもっとも大きな反応性を持ちます。

高ぶる気持ちのまま水を差されたわけですから。

つねに誰かを探し求めている状態です。

 

図2 - コピー

反応性は、上のイオン粒子を見ても分かる通り、表面に現れます。

私たちの体で言えば、肌です。

肌で感じる、と私たちはよく表現しますが、アーティストたちの鋭敏な感性は、まさに全身の肌、全身の五感で研ぎ澄まされています。

その鋭敏な感性は、身体をも飛び出し、遠くのわずかな光さえ逃さず捉えようとします。

しばしば私たちは、その感性が捉えた光を、彼らの作品から見出し、感動します。

それはまさに、メッセージ。

 

次回は、これらの理解をベースに、愛がどのようなメカニズムで、何を察知しているのか、愛の数式によって解き明かしていきます。

 

尾池(工学博士)

次へ→「2-2.愛の数式」

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【おまけ】

イオン粒子の反応性をみてきたついでに、化学の授業で頭が痛くなったボルタ電池も、同じく電子=気持ちで見てみます。

下のボルタ電池(銅と亜鉛)の場合も、銅はまるで女性のように振舞います。(異論はあると思いますが)

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銅と亜鉛が水中で出会う(結合する)と、亜鉛から銅へ向けて電子が放出されます。

銅(女性)の周りでは次々と新たな粒子(水素)が生まれます。

水素は、すべての物質の元となる、もっとも単純な物質です。爆発的なエネルギーを持ち、反応後に水しか残さないクリーンな物質です。

一方、亜鉛(男性)は、体に蓄えた電子を女性に対し放出しつづけ、自らの体を溶かし、疲弊し、朽ちていきます。

しかも男性が頑張るほど、女性の起電力(気分)は落ちていくという、とても意味深い皮肉もはらんでいます(分極現象)。

この悪循環を防ぐために、充電が可能な「二次電池」が開発されました。電子の一方的な放出ではなく、お互いにリチウムイオンをやり取りすることで元の関係を修復(充電)でき、長期間維持できます。

しかし注意も必要です。二次電池は高度な電圧(気持ち)の制御が必要で、充電時の電圧(気持ち)が高ぶりすぎると、復元不可能な酸化リチウムが大量発生し、発火事故を起こすことがあります。

 

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