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C6理論3-3.肌の成分と構造

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肌表面では約1兆個の常在菌が社会を形成しています。

これはつまり、「肌は私たちだけのものではない」ことを示しています。

実は私たちでさえ、この体(アパートメント)の住人の一人にすぎないのです。

 

生物学ではこの体を、たんぱく質のアパートメント、と呼びます。

DNAが作り出すタンパク質の連続的な反応を維持するための集合体です。

たまたま必要に迫られて脳と意識を持ちましたが、それも一つの道具にすぎません。

もともとこの体は、多くの物質の集合体で、一人でも欠ければバランスを崩すのです。

 

そして肌を維持管理しているのが常在菌です。

常在菌とのお付き合いなしに、肌の管理はできません。

私たちの役割はと言えば、必要物資の補給と、大災害の回避。

住人一人一人が役割をちゃんと果たさなければ、アパートメントは大混乱です。

 

Staphylococcus_epidermidis_01
(代表的な常在菌、表皮ブドウ球菌)

 

そして、環境問題とは何か、を考えます。

さらにその前に、自然とは何か。

自然とは、地球上にもともとある地域ごとの生態系です。

人にとって適した自然もあれば、厳しい自然もあります。

人が人に適した自然を見つけ、住み着き、作り変えてはじめて、「環境」が生まれます。

 

つまり、地球も自然も本来やさしさなど求めてはいないし、むしろ厳しいもの。

環境問題とは、私たちにとって都合よいように作った環境を、維持管理することです。

自然は、作り上げた環境を壊す敵。私たちは全力で環境を守らなければなりません。

そう考えて初めて、「排気ガスを出しすぎてはいけない」「資源をリサイクルしなければならない」という自然な管理者意識が芽生えます。

里山が好例です。里山は人が管理している環境で、自然ではないのです。

 

ニホンの竹林IMG_0865
(里山。自然ではない。)

 

肌環境に戻ります。環境の維持管理は簡単ではありませんが、

400万年以上も共に戦ってきた戦友、常在菌という頼もしい味方がいます。

戦術も戦略もすでに知っているはず。

 

その常在菌が存分に力を発揮できるように、まずは地盤づくりからはじめます。

常在菌にとっての地盤とは、角質最上部、古い角質層です。

常在菌は皮脂を分解し、脂肪酸やグリセリンを生産し、最上部を柔らかくします。

吸収性、通気性、均質性、伸縮性が高くなり、肌の新陳代謝が健全に機能します。

 

肌の内側、外側から補給される栄養素、イオン、酸素は、柔らかい肌細胞を速やかに拡散していき、常在菌の活動を支援します。

すべての環境が整ったところで、常在菌は自らを繁殖させます。

繁殖した常在菌は、他の悪玉菌の侵入を防ぎます。

 

Epidermal_layers,By Mikael Häggström, based on work by Wbensmith [CC BY-SA 3.0 (httpcreativecommons.orglicensesby-sa3.0) or GFDL, via Wikimedia Commons
(肌断面。最上部は古い角質層。柔らかそう。)

 

もともと常在菌は私たちの嫌がる臭いを出しませんが、近代に入り、私たちはさらに臭いを気にするようになりました。

界面活性剤なしでは生活できません。その界面活性剤も、常在菌に対してできるだけ配慮すべきです。

常在菌が分解できる純石鹸(脂肪酸ナトリウム)を選ぶことは当然の判断です。

 

さらに女性が肌をこすらず、純石鹸の泡で肌をあらうのも、理に適った環境配慮です。

指でこする、かく、ことは常在菌にとっての暴風雨、竜巻。

常在菌にやさしく、柔らかな土壌(古い角質層)を除去せずに洗うのです。

古い土壌の廃棄は、常在菌と肌の自然なサイクルに任せます。

私たちの役目が、物資の補給と、大災害の回避であることがよく分かります。

 

最高の支援物資としてプラセンタ、温泉水、そして純石鹸を選ぶことは、自然な結論です。

道具も戦術も分かっています。

私たちが考えるべきは、道具の品質、そして常在菌が戦いやすい環境づくりだといえそうです。

肌ケアはまさに、最先端の環境技術です。

 

 

IMG_0947
(常在菌と対話しながら、自分にやさしく環境管理)

 

 

次回の第4章は、選び抜いた成分と商品で作り上げた環境に栄養を流す、という話です。

環境は、それだけでは社会になりません。そこに息づく生命は、栄養を求めています。

栄養が流れ出し、生命が生き生きと活気づいたとき、健全な美しさが現れる。

 

次へ→「第4章 栄養の流れをつくる 4-1.永遠の美」

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