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C6理論3-1.まずは人選び

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第三章.成分と商品を選ぶ

3-1.まずは人選び

 

市場にあふれる化粧品。自分に合うものがありそうで、なぜか時間ばかりかかってうまくいかない。

サンプルをご請求いただく際のコメント第一位も「自分に合う化粧品がありません」。

 

自分に合うものがなかなか見つからないのは情報が多すぎるからでしょうか?

しかし情報にとまどうのは今に始まったことではありません。

 

たとえば明治維新。外国から大量の情報が流入し、未曽有の混乱に陥った時代。

方向を見失い右往左往した民衆はまさにいまのスキンケア難民の私たちそっくりです。

 

本章では、日本の歴史上もっとも混乱した明治維新に、化粧品選びのためのヒントを探ります。

 

【時代を感じる肌センス】

幕末のヒステリックな時代。

幕府、列藩、尊王、攘夷。

フランス、イギリス、アメリカ、ドイツ。

刀、銃、法律。

何を信用して、どれを採用し、どのように使えばよいのか。

誰もが暗中模索していた中で、抜群のセンスを発揮した若者たちがいました。

 

勝海舟が倒幕論者の坂本龍馬を幕府海軍に招き入れたのが、勝40歳、龍馬27歳。(1862年)

 

桂小五郎が田舎の医師大村益次郎に長州軍の指揮を任せたのが、桂33歳、大村41歳。(1865年)

 

坂本龍馬と中岡慎太郎が薩長同盟を成し遂げたのが、龍馬33歳、中岡29歳。(1866年)

 

勝が敵の盟友西郷隆盛と江戸城無血開城を決めたのは、勝46歳、西郷41歳。(1868年)

 

なぜ驚くほどの若者たちが高度な判断力を発揮できたのでしょうか

勝利した側が後世に評価されているだけだ、という見方もあるかもしれません。

しかし気になるのは、彼らに戦国武将のような荒々しさをあまり感じないことです。

彼らの共通点として、できるだけ争いを避けようとしていた形跡があります

坂本龍馬は北辰一刀流の免許皆伝者であるにもかかわらず、ついに刀で人を殺めなかったと伝えられています。同じく剣豪で知られた桂小五郎も戦わず姿をくらますばかりで「逃げの小五郎」とあだ名されていました。勝と西郷は二人だけで無血開城を決断しました。

行動がとても柔軟で変幻自在に見えます。なぜそう見えてしまうのでしょうか。

同時代の壮年者たちになく、若い彼らにあったもの。

そして今の私たちになくて、彼らにあったもの。

そこにキーポイントがありそうです。

 

壮年者たちはもはや新しい時代を感じるほどのセンスを持ち合わせていませんでした。だから情報だけに頼らざるを得ず、あふれる情報に戸惑うばかりでした。

そして現代の私たちも同じく、知ることができるのは、当時記録されたわずかな情報だけです。

しかし同時代の若者たちは、時代の風を直接肌で感じていました。

この若い【肌センス】こそ、混乱するスキンケア時代にもっとも求められるツールではないでしょうか。

 

 

【肌センスが人をつなぐ】

まず桂小五郎はこの騒乱の時期に冷静に「最新の政治情報」だけを愚直に集め続けました。そしてその膨大な情報を、田舎の一介の医師にすぎなかった大村益次郎に託しました。

 

Takayoshi_Kido_suit
(剣豪でありながら臆病に徹した、桂小五郎

 

大村益次郎は医師でありながら科学や軍事まで幅広い知識を蓄えた当時の最先端技術者でした。桂は、大村ならば自分の情報を正しく理解し生かせると考えた。

 

Masujiro_Omura_cropped
(旧武士から徹底的に嫌われた、大村益次郎

 

そして勝海舟が、本来は敵である坂本龍馬を見出したのも同じ理由でしょう。履歴や情報ではなく、人を見抜くセンスに長けていました。

最新の情報収集を怠らず、センスを磨き上げた勝海舟だからこそ、本来は敵であり、遠ざけるべき龍馬と西郷を信頼することができた。

 

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(最期の言葉が「コレデオシマイ」、勝海舟

 

Sakamoto_Ryoma
(閣僚名簿に自分を入れなかった、坂本龍馬

 

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(寡黙、寡欲で人心を動かした、西郷隆盛

 

 

【化粧品えらびも人えらび】

最新の情報で肌センスを研ぎ澄まさし、正しい道具を選び、人のつながりが生まれました。

化粧品選びもぜひそうありたい。

 

サンプルを肌に塗布したとき伝わってくるもの。

ウェブサイトやカタログを眺めた時に肌で感じるもの。

それらはすべて、人につながっています。

その時、もし「人格」が見えてこなければ、私は避けた方がよいと思います。

そのメーカーではユーザーの面前に出ようとする人が少ないのだと思います。

しかし「人格」が見えた時、肌センスは単なる山勘ではなく、信頼できる直観になります。

 

尾池(工学博士)

次へ→「3-2.メーカーの選び方」

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