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C6理論2-3.愛の先見性

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肌荒れを招く様々な環境の変化と、その対策について考える「C6理論」。

前回は愛の数式を紹介しました。

愛とは、遠くの危機を察知するために高めた意識のエネルギー、と定義しました。

今回は、その意識を最大値まで高めている人たちの話です。

身近な危機だけでなく、人類、地球の危機まで捉え、苦しんでいる人たち。

アーティスト。

彼らの苦しみから生まれる芸術は、深くて難解ですが、未来へのヒントです。

 

C6理論2-3.愛の先見性

 

【意識の到達距離】

生プラセンタ、別府温泉水、純石鹸ジェル。

これらが肌ケアの答えであるという結論を得るまでに、私の中では2段階のステップがありました。

まず第一段階として直観的な確信。第一章の基礎的なスキンケアの内容です。これは開発に着手してすぐに感じました。これがスキンケアの答えに間違いない、と。

その次の段階は開発着手から約1年後。実験によって得られた成分データ、アレルギー評価データ数値に裏付けられた、エンジニアとしての結論です。そして生まれたのが、純石鹸洗顔温泉水生プラセンタというスキンケアの必勝パターンでした。

 

この経験から、直観が、いかに遠くにまで意識を飛ばせていたかが分かります。ただ、私たちはやはりエンジニア。どうしても目の前のデータに集中しがちになり、せいぜい時間に換算して1年程度の飛距離です。

肌ケアは、栄養不足や偏りだけでなく、睡眠不足やストレスといった環境変化の影響も大きいはず。はたしてどこまで、幅広い対策をイメージできているのだろうか、という不安もあります。上の必勝パターンは、肌のメンテナンスにはベストの答えです。しかし、ごく近距離の「いまそこにある危機」に取り組んでいるだけ。

それに対して、データという重い足かせなく、遠くまで意識を飛躍させている人たちに、私はずっと興味を持ってきました。アーティストたちです。

先に言っておかなければなりませんが、私は芸術については何も知らないに等しい素人です。ただ、アーティストと話をするチャンスに恵まれたときにしばしば感じることができるのが、この意識の飛距離だったのです。

彼らが自らの言葉でさえ表現できないほどの世界観を持ち、それを何とか言葉や形にしようとする姿にはいつも惹かれます。その飛距離をイメージ図にしてみました。内側の球体がエンジニアの飛距離。外側の球体がアーティストの意識の飛距離です。

 

 

エンジニアの仕事はニーズを「先取り」して製品にすることですが、残念ながら「先取りしすぎている」場合は仕事になりません。理解が得られないからです。

アートの世界では逆に「先取りしすぎている」と受け止められる方が多いのは、まさにこの意識の飛距離の違いからでしょう。

 

【常識では考えられないほど遠くを見る】

その最もわかりやすい例の一つがピカソかもしれません。あまりにも遠くのイメージを掴まえているためか、作品は難解です。私も一言で言えば、もちろん、まったく、わかりません。

 

Pablo_picasso_1
Pablo_picasso(Pubric domain)

 

ただ、ピカソのやろうとしたことはとてもシンプルです。

物理学者たちが多次元を数学で解き明かそうとしていた時代に、3次元世界の分解を絵画で試みた一人です。

3次元世界を、2次元のキャンパス上に分解し、自身が感じた多次元のイメージを正確に表現しようとした挑戦者です。

アーティスト仲間でさえ、最初は、ピカソが気が狂ったと囁き合ったそうですが。

私もそうした挑戦を理解し、エンジニアの目でその絵から次元を見つけようとして初めて、楽しさを感じるようになりました。

 

JuanGris.Portrait_of_Picasso
JuanGris.Portrait_of_Picasso(Pubric domail)

 

同じように、多くのアーティストたちが、常識では考えられないほど遠くを見つめつつ、

だれもがまだ到達も想像もしていない遠くの世界のイメージをキャッチし、それを形にしようとする。

それは、肌荒れどころではなく、自傷行為や自殺に至るほどの苦しみが伴うようです。

ゴッホは耳をそぎ、ニーチェは死に至るほどの狂乱、草間弥生は精神病院を拠点にしての創作活動。

もしかすると、感じてはいるものの、彼ら自身も暗闇をさまようような作業なのかもしれません。

 

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VanGogh_1887(Pubric domail)

 

【遠くの答えを目の前に持ってくる】

私たちはごく近距離の「いまそこにある危機」を捉えたとき、ストレスを感じ、肌荒れを起こします。

ストレスがひどい時は、血が出ているのにもかかわらず、かゆみが止まらないこともあります。

程度の差はありますが、アーティストたちと同じ体験をしているといえるかもしれません。

とはいえ、さすがに自傷行為には及びません。

意識を遠くまで飛ばし、未来のイメージを得るのは、それほどの苦行なのでしょう。

 

Mural_del_Gernika (1)
By Papamanila (Self-photographed) [CC BY-SA 3.0], via Wikimedia Commons

 

そして大事なことは、アーティストたちが捉えているイメージは、私たちもいずれたどり着くところにあるということ。

その捉えたイメージを、作品を通して少しでも感じることができれば、大きな感動を得られるに違いありませんし、

それは、未来のイメージのかけらを得たことからくる感激なのかもしれません。直観的な感動。

ゲルニカから何を理解できるのかも、結局、言葉にはできないのかもしれません。

ただ、ピカソが遠い世界の確かなイメージを得ているのは事実。それが目の前に形になっているのも事実。

曼荼羅も、遠くの答えを目の前に持ってきてくれているから、胸に迫る。

それが宇宙なのか、人間関係なのか、感性のたどり着く先なのか。それはわかりませんが、確かに何かを感じる。

 

Vishnu_Mandala
Vishnu Mandala(Pubric domain)

 

苦しみの末、形になっている作品たち。

未来の答えにたどり着くための方法は二つ。

短い意識の飛距離で、少しずつ進むこと。

そしてアーティストの力を借りて飛距離を伸ばすことです。

 

尾池(工学博士)

次へ→「特別編:愛の飛距離」

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