FILTOM inc.

KEIKO ビューティーコラム1-82「常に賢い選択を」


実績40年以上の美容家、岩永恵琴(いわながけいこ)氏の美容コラム。尾池博士とのコラボレーションが美容の新境地を開きます。



美容家として培った理論と技術を後進へ伝える人材育成にも取組んでいます。

**************************************************
KEIKO愛弟子の課題作品をご紹介しております。


1-82.常に賢い選択を

 

エステサロンのお客様問診表に

化粧品を選ぶポイントはなんですか?
という項目があります。

その一番多い回答が「保湿」です。

 

今使用中の化粧品に満足してますか?

「なんとなく、、」が一番多い。

 

問診を進めていくと、実際に効果を実感しているわけではないものの、
とりあえず一時凌ぎに満足しているというのです。

 

それもそのはず、、

そもそも一般の化粧品は「可もなく不可もない」という存在。

具体的にいうと、使っても肌の底上げには及ばない、、ということです。

では、なぜ女性はより良い化粧品を求め、ひたすら使い続けるのでしょう?

 

女性はイメージで美しさに憧れ、美を追い続ける生き物です。

例え実際には綺麗になっていないとしても、、

乾いた肌がしっとりすればそれはそれで大満足、
高価な化粧品を使い続け、それほど結果がでなくても、、やはり歳にはかてないから、、と納得する。

 

巷では、後から後から新しい美容成分が出回ります。
毎年のように業界はブームを巻き起こします。
美容業界にはある仕掛けがあるのです。

様々な流行を仕掛け、雑誌やテレビ、SNS等で拡散します。
次々にブームを作ることで、定期的に消費者の購買意欲をくすぐります。

 

美しい女優を起用し、有名デザイナーや広告代理店に依頼をして作られたポスターやテレビコマーシャルには
膨大なお金がかけれられています。

また音楽も含め、CMが醸し出す雰囲気で、
消費者の「イメージ」を意図的に作り出しています。

そして問題は、
その膨大な広告・宣伝費は 「商品の価格に上乗せされている」 ということです。

高価なお化粧品でも、華やかなコマーシャルを繰り広げられている化粧品ほど、広告・宣伝費が占める割合が高く、
良い原材料を使っているとは考えづらいのです。

 

このような中、判断基準を間違えるとコスメ難民の  ご・と・く・
自ら肌老化を加速させるという事態に追い込まれ、、
期待に投資したお金と時間を無駄にします!

 

業界の都合や事情に惑わされることなく、
正確な情報を見極める目を養い、
常に賢い選択をしていきたいものです。

コメントを残す

メールアドレスが公開されることはありません。 * が付いている欄は必須項目です

TOP