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KEIKO ビューティーコラム1-107「老いは不安か」

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実績40年以上の美容家、岩永恵琴(いわながけいこ)氏の美容コラム。尾池博士とのコラボレーションが美容の新境地を開きます。



美容家として培った理論と技術を後進へ伝える人材育成にも取組んでいます。

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KEIKO愛弟子の課題作品をご紹介しております。


1-107.老いは不安か

 

生きていく上で、美と健康は永遠の課題です。

 

その秘訣といえば、、

身体に良いものを食べ、良く寝て、適度に身体を動かす。

そして、ストレスを溜め込まないこと、、

こんなことがよく書かれてますよね。

 

この、「ストレス」に関しては、
この世にストレスのない世界はないので、自分なりの対処法を見つけるしかありません。

例えば、何かで落ち込んだ時、
大好きなものを食べて幸せな気分になってみる、、とか。

そんな些細なことで無かったことにはならないにしても、せめて半分くらいになれば良しとしましょう。

美と健康を意識するなら、ストレス漬けにはならないことです。

因みに私の場合は、花を沢山買います。

 

また、生きる上で「考え方」も大事です。

知り合いで年齢を重ねても元気で若々しい人は、考え方が素敵です。

一言でいえば、「常に前向き」、プラス思考です。

 

アメリカのファッションモデル、カルメン・デロリフィテェは、なんと91歳の現在も現役で活躍する史上最高齢のスーパーモデル。

このカルメンの思想がとても素敵なのです。

彼女は、「美に年齢は関係ない」と語ります。

実際に、カルメンから実年齢を感じる人はいないと思います。

ピンと伸びた背筋、肌の輝き、立ち居振る舞い、
到底おばあちゃんにはみえないのです。

 

以下、インタビューに応えたカルメンの言葉

「私たちは日々成長しています。そして人生最後の日まで、成長をやめないのです。」

そして彼女は、年を重ねることについてはこうコメントしている。

「昨日から何かを学ぶこと。
そして時計のように常に変化し続けること。
時は過ぎて行くけれどその時間の手の動きは見ることができない。
それは人間の日々の生活の中で起きていて、あなたが変化をどう受け入れるかということでもあります。」

以上

 

若手がもてはやされるこの業界で、85歳までランウェイに登場し続ける。

ここには生き様だけでなく、強いプロ意識を感じてなりません。

果たして私は、90歳の時にこのような生き方ができているのだろうか。

もう年齢だからと諦めず、
肌も身体も年齢に関係なく進化し続ける。

確かに、サロンのお客様も、正しいお手入れを重ねると10年前より肌状態が良い、という方が多い。

少なくとも10歳は巻き戻せるということになる。

そしてその正しいスキンケアがその後の肌の老化度を決めるのだ。

「もう歳だから」は、ただの言い訳に過ぎない、

いくつになっても、「全ては心掛け次第である」ということ、

そして、細胞は常に入れ替わっていて、
その恩恵に感謝し、前向きに生きていれば、老いに不安を感じることはない。

 

世界中で高齢化がすすむ中、カルメンは多くの女性の勇気と希望になっている。

自身の生き様を体現している
カルメンの哲学は最強です。

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