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KEIKO ビューティーコラム1-117「肌の赤み」

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実績40年以上の美容家、岩永恵琴(いわながけいこ)氏の美容コラム。尾池博士とのコラボレーションが美容の新境地を開きます。



美容家として培った理論と技術を後進へ伝える人材育成にも取組んでいます。

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KEIKO愛弟子の課題作品をご紹介しております。


1-117.肌の赤み

 

新規のお客様で、気になる症状の一つに
「頬の赤み」があります。

 

ご本人にしてみれば、いつも赤いので気にしていないというのですが、
かれこれ20年以上赤いという方もおります。

原因を探ると、毎日のクレンジングや洗顔にあります。

圧が強い、
時間が長い、
配合成分が刺激になっている。

 

しっかり洗うと美容成分の浸透が良くなると信じている方も多く、

クレンジングのあとに2回も洗顔をしていたり、
ご丁寧に朝もクレンジングをしていたり、と、、

これでは赤みが出るのも当然です。

 

クレンジングや洗顔の目的はメイクや皮脂汚れを落とすこと、

肌に付着した汚れを落とすには界面活性力を使いますから、それなりにハードです。

 

洗浄力が高ければ肌への負担も大きくなるし、
洗浄力が弱く、肌に優しければ汚れが残る。

 

しっかり汚れが落ちて、限りなく肌に優しい製品は、誰もが望む優秀な製品といえるのですが、

はたして、その優秀な製品をどのようにして作るのか、が課題となるのです。

 

膨大な成分群から目的に合った安全なものを選抜し、
さらにそれらを組み合わせた際の安全データを取っていく。

その組み合わせパターンは限りなくあるので、
根気と熱意が無ければ優秀な製品づくりは不可能です。

 

そもそも、通常の製品は何パターンかの成分パッケージが決まっていて、そこにいくつかのお気に入り成分を入れるだけ。

パッケージ内における成分同士の安全データなどはほとんど意識されていないのです。

 

これでは安全な製品とは言い切れません。

実際、安心安全と謳われている製品にも
肌を攻撃する成分が配合されていたりします。

 

ですから、
成分に対する豊富な知識と惜しみない情熱がなければ、本当に安全な製品を世に出すことなど出来ないのです。

 

そのように作られた理想の製品を使い、

圧や摩擦をかけずに短い時間でささっと汚れを落とす。

そしてすすぎが早く、肌に余分な成分を残さない。

洗顔後は安全な保水と保湿をし、
肌を乾かさない。

 

これで、大抵の人は
赤みのない肌に変わります。

赤みだけでなく、肌質も見違えるほど変わるのでお勧めです。

間違ったお手入れにより敏感になった肌は、方法を変えるだけで良くなります。

 

情報が溢れる中、間違ったお手入れに時間を割くことのないよう、

是非とも注意深く見極めていただきたいものです。

 

 

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