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KEIKO ビューティーコラム1-133「合成成分」

実績40年以上の美容家、岩永恵琴(いわながけいこ)氏の美容コラム。尾池博士とのコラボレーションが美容の新境地を開きます。


美容家として培った理論と技術を後進へ伝える人材育成にも取組んでいます。

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KEIKO愛弟子の課題作品をご紹介しております。


1-133.合成成分

 

合成成分の危険性について、度々お伝えしてますが、

特に肌が弱い方は、
使用する洗顔やボディーソープ、シャンプーリンスなどの配合成分に気をつけなければなりません。

 

実際に荒れた経験がある方なら、
自ずと注意深くなるとは思いますが、
実はそれだけでは不十分です。

 

衣類を洗う強い合成成分は、
洗った後も繊維の中に残り、
一日中肌に触れ、汗に溶け出て肌に染み込んでいきます。

 

近年は、すすぎ一回でも大丈夫という合成洗剤が多く出ています。

 

泡立ちを抑えた処方によりエコを打ち出しているのですが、
残留性の高い合成界面活性剤がすすぎ一回で落とし切れるわけがなく、

 

実際、この商品発売以降、
さらに皮膚トラブルが増えたという情報もあります。

 

 

その製品の濃度は70%とかなり濃いものとなっていますから、当然使用量も少なくする必要があるのですが、
調査によると大抵の方が適量を超え、使い過ぎているようです。

 

これでは、エコどころか環境にも肌にも悪影響です。

目に見えない、味も感じない、
違和感もない「毒」が
肌を通して毎日体内に侵入しています。

 

合成洗剤はかなり安価で出回っていますから、経済的には使い易いのかも知れません。

しかし、確実に忍び寄る毒性を思うと悩ましい限りです。

 

 

手間やコストはかかるかもしれませんが、、

せめて、直接肌に触れる肌着やタオルだけでも、
安全な洗剤に変えてみてはいかがでしょうか。

 

 

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