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KEIKO ビューティーコラム1-79「糖化現象」

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実績40年以上の美容家、岩永恵琴(いわながけいこ)氏の美容コラム。尾池博士とのコラボレーションが美容の新境地を開きます。



美容家として培った理論と技術を後進へ伝える人材育成にも取組んでいます。

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KEIKO愛弟子の課題作品をご紹介しております。


1-79.糖化現象

 

「酸化」「糖化」「炎症」

酸化は細胞が さびる

糖化は細胞が 焦げる

炎症は細胞の 火事

いずれも病気や老化の原因といわれています。

 

今回は、細胞を焦がす「糖化」についてお話しさせていただきます。

糖化に最も関係が深いのが、「白砂糖」です。

 

そこで、お砂糖の種類について少しご説明します。

・単糖類……果物
・多糖類……天然のメープルシロップ、サトウキビ等
・複糖類……白砂糖

 

天然のサトウキビには糖分だけでなくミネラル等の栄養が含まれています。

白砂糖はサトウキビを煮立て、沢山の化学物質を使用しながら、精製を繰り返し、甘みだけを取り出したものです。

 

天然の砂糖(多糖類)であれば時間をかけて
じっくりと吸収されますが、

 

白砂糖はものすごく早く吸収されてしまうため、
食べてすぐに血糖値がぐんっと上がってしまいます。

すると、体内では
それを下げるためにインスリンというホルモンが大量に分泌されます。

ですが、インスリンによって下がりすぎた血糖値をあわてて上げようと、
今度は、攻撃ホルモンであるアドレナリンを出しはじめます。

 

それによって身体は常に興奮状態となり、

・イライラしたり、キレやすくなる

・集中力が無くなる

・脳が正常に動かず、頭痛やめまいがする

・シミやアレルギーの促進

などの症状が現れます。

 

 

また多量の白砂糖を摂れば摂るほど、体内から貴重なミネラル、ビタミンが消耗してしまいますので、

骨折、骨粗鬆症、関節痛、歯周病
肌荒れ、吹出物、
肥満、糖尿病、脳卒中、心筋梗塞、ガン

更には
うつ等の精神系疾患などのリスクが高まり、

体のあらゆる側面に悪影響を与えていきます。

 

 

そして、さらに怖い現象として、

白砂糖は
増量性や依存性が高く、
麻痺してどんどん欲しくなってしまう。

 

「糖質依存症」いわゆる「砂糖依存症」となり

深刻な健康被害へと負の連鎖にはまっていくのです。

 

 

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