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KEIKO ビューティコラム1−121「肝斑」

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実績40年以上の美容家、岩永恵琴(いわながけいこ)氏の美容コラム。尾池博士とのコラボレーションが美容の新境地を開きます。



美容家として培った理論と技術を後進へ伝える人材育成にも取組んでいます。

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KEIKO愛弟子の課題作品をご紹介しております。

 


1-121.肝斑

 

肝斑に「高濃度美白剤」は有効か

答えは微妙である。

 

確かに最初は色素が収まる感じはある。

しかし、一定の時期をこえると
一旦色素が沈み、その後勢いを付けてくる傾向があるからだ。

深さを伴った赤黒い色素は
逆に、濃くなったようにも見える。

 

そして、その肌にはお決まりのクーパーローズが点在する
頬全般に存在している場合も多い。

 

肌バリアが低下し、常在菌も元気がない、当然バランスも乱れている。

しかし、肌バリアも常在菌も目には見えないので、
人は目に見える「色素」を何とかしようとする。

 

これが、「確実に負の連鎖になる」ということを知らずに、、。

 

一旦濃くなったように見える肌に対し、
もっと「美白剤」を効かせなきゃとばかりにクレンジング、洗顔にエネルギーを注ぐ、

更には、もっと深く入れ込むぞ とばかりに肌をしっかり乾かす。

 

そして、結果逆効果になっている。

 

刺激と判断した肌は、更に色素を出して反応します。

肌に刺激を与えていい事はありません。

いつか必ず別の反応で現れます。

 

ずーっと綺麗でいたい大切なお肌です。

適切なケアなら必ず「綺麗」を保てます。

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