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KEIKO ビューティーコラム1-134「水の循環」

 

実績40年以上の美容家、岩永恵琴(いわながけいこ)氏の美容コラム。尾池博士とのコラボレーションが美容の新境地を開きます。


美容家として培った理論と技術を後進へ伝える人材育成にも取組んでいます。

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KEIKO愛弟子の課題作品をご紹介しております。


1-134.水の循環

 

すべての生物は、他とつながり、

相互関係を築きながら

地球上に暮らしています。

 

循環する水と、
人と水との関係からみると、

まず、太陽の光で海が熱せられると、
海水から真水が蒸発し、
大気中に拡散します。

 

やがてそれが上空に昇って冷やされ、雨滴や雪になって大地に降り注ぎます。

 

そしてそれは、湖沼や川の水となり、

流れは集まって、海に注ぎ込み戻ってきます。

私たち生命体もまた、この水の循環の中にあり、

地下水や河川水を水源とした水道水の水を毎日、飲む。

 

 

体内に入った水は、
細胞を潤し、
代謝反応を進め、
老廃物を溶かし出して、
体外へと排出される。

 

呼吸や排泄によって私たちの体外に排出された水蒸気や水は、
植物や微生物の働きによって自然の循環の中に戻っていく。

 

植物連鎖の中でも水は受け渡され、

食べ物にも、
それが植物性のものであれ、
動物性のものであれ、
たくさんの水が含まれています。

 

水は生命によって共有され、生命をつなぐ。

そして水は、生命体から生命体へとバトンタッチされる。

つまり、生命の利他性は、水によって支えられているのです。

 

そして、それら全ては繋がっていて、私たちの生命は維持されている。

 

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