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KEIKO ビューティーコラム1-146「キメ」

実績40年以上の美容家、岩永恵琴(いわながけいこ)氏の美容コラム。尾池博士とのコラボレーションが美容の新境地を開きます。


美容家として培った理論と技術を後進へ伝える人材育成にも取組んでいます。

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KEIKO愛弟子の課題作品をご紹介しております。


1-146.キメ

 

キメの整った肌は、誰もが憧れる肌です。

キメ細かな肌には、肌内部への十分な栄養成分の補給による「内圧」が必要です。

 

これは、しぼんだ風船の表面はショボショボしてますが、膨らんだ状態だと、パーンと張って滑らかです。

人の肌でいうならば生まれたての赤ちゃん。
十分な水分やコラーゲンなどが整っており、風船が膨らんだときと同じ状態になってます。

 

その状態を理想とするならば、
必要なのは肌の内部を膨らませ、内圧を上げるための水分、コラーゲン、セラミドなどの保湿成分。

水分と油分がバランスよく調合されたスキンケア。

そして活発な血液循環です。

 

一般的なキメを整える化粧品には、
古い角質を落とす成分 (タンパク質を溶かす酸や、研磨剤など) と、
ターンオーバーを促す栄養成分 (ビタミン類やアミノ酸) が含まれています。

古い角質を落として、栄養成分を送り、新しい肌を作ることで、
キメを整えようとするものです。

 

しかし、肌の内圧が不足していると、一時的に肌に血流を送ったところで、
しばらくするとまた肌はしぼみ、皮溝や毛穴が目立つようになり、
元のくすんだ肌に戻ってしまいます。

 

ですので、「肌内部」を充実させ、

肌の内圧を維持することが「キメ」にはとても重要なのです。

 

 

 

 

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