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KEIKO ビューティーコラム 1-6「『肌質』について」


実績40年以上の美容家、岩永恵琴(いわながけいこ)氏の美容コラム。尾池博士とのコラボレーションが美容の新境地を開きます。



美容家として培った理論と技術を後進へ伝える人材育成にも取組んでいます。


 

1-6「『肌質』について」(English

カウセリングシートのチェック項目に肌質欄があります。

そこで、お客様が自身の肌タイプをどのように認識しているのか、、を見てみると、

乾燥肌にマルをつける方が圧倒的に多いです。

次に敏感肌

そして、、
何らかにアレルギーをお持ちの方がほとんどですが

自称、乾燥肌は

乾燥肌ではないことが多いです。

 

乾燥肌にも様々なパターンがあります。

乾きの原因が、、

肌質なのか
紫外線なのか
空調なのか
アルコールの強い化粧品なのか
水分不足なのか
合成成分の影響なのか
肌の機能不全なのか
肌上の菌バランスを崩しているのか

 

先ずは、原因を究明しなければなりませんが

かなり多くの方が「乾燥肌という幻想」に陥っています。

肌は30%〜40%の水分を保持していますが、10%を下回ると角質層は柔軟性を失い、シワや肌荒れの原因となります。

乾燥肌と思い込んでいる人たちの肌は、

水がなくても違和感を感じないほどの保湿剤で肌を騙している状態です。

 

先日、30歳の方が、「どれだけ保湿しても乾きが止まらない。
仕方ないから、ニベアを顔にタップリ塗ってる」と言われてました。

年齢からみても、先が思いやられ、「対症療法に頼らず、早い段階で肌の健全化を目指すべき」とアドバイスしました。

肌をしっとりさせるためには、保湿成分をたっぷり塗る、と多くの方が思い込んでいます。

しかし、保湿成分に頼り過ぎた肌は、確実に皮脂生産機能が低下します。
それによって、自称「乾燥肌」になっている方が後を絶ちません。

 

世の中には多くの保湿クリーム、保湿方法があるのにもかかわらず、はっきりした答えが巷にはありません。

特に、敏感肌、乾燥肌、アトピーを抱えた人たちにとって、信頼できる基本的な考えはあるのでしょうか。

 

疑問は尽きませんが、、、

少なくとも、巷の常識と思われている化粧品学や、メーカーの肌理論はあてになりません。

そこで、是非皆さまに知って頂きたいスキンケアの基本は

「常在菌」
「ミネラル」
「保湿」
「洗顔」

そして、、
私達の肌を守る「陰の立役者」である「脂肪酸」の存在です。

これらを意識し、肌のメカニズムに忠実に従えば、肌トラブルは高い確率で回避出来ますし、
長年、負のスパイラルに苦しむこともなくなります。

健全で美しい肌は私達の宝です。

 

間違った認識、間違ったお手入れは時間と費用のムダです。

では、具体的に、肌を甘やかさずに肌をしっとりさせるにはどうしたらよいのか??

次回はその辺りをテーマに!

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乾燥性湿疹
毎年乾燥する季節は保湿を強化しても止まらない乾燥と痒み。その後現れるお決まりの湿疹。
まさに乾燥スパイラルです。
その脱却法は「保湿サイクル」をつくる!
詳しくは次回のコラムで!

 

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